チューニング日記 6/ 9

これがRS−R+KYBの時。

 Kカースペシャル最新号(7月号?)に、シュピーゲルと言う会社からリリースされているフルタップ車高調の記事が掲載されていた。
 この会社の車高調は、昨年末に初めて目にしたのがBEAT用キット発売であり、その時にカプチーノ用キットが開発中となっていたのを見逃さず、3ヶ月前に販売開始となったが、私としては大金である10万円代の買い物であり、思案していた所だったのだ。
 記事には、アルミシェルケースの全長(フルタップ)車高調であり、減衰力調整は30段と幅広く、アッパーマウントにはピロボールも使っていながら何と10万円を切る価格設定は私のみならず走りに振る方の人にすれば魅力的だ。
 現状の足回りにそれほど不満がある訳ではないが、今以上のレベルアップを目指すには減衰力調整や車高によるセッティングを施し、自分好みの足で気持ち良いドライビングに進化したい物だ。
 また今まで販売されていた同レベルの物では25万円を切るような物も無かったように記憶しており、破格値と言って良いだろう。

そしてこっちが、Spiegelフルタップ車高調で、フロント20mm上げた状態。フロント・リヤとも上のに比べてフェンダーへの被りがきついでしょ。

 早速記事を見て購入を決意した。
 6月1日(水)ホームページのインターネット通販に注文を入れ、6月3日(金)の午後には現品が届いた。
 厳重な梱包に好感が持てる。
 中身も記事通りで、作りもしっかりしている。

 すぐにでも取付けて走ってみたいのだが、ちょうど運悪くその後は日勤が続き、取付ける暇も無かった。

Oh!高級そう。

 6月9日(木)明け番で、10日も休みになっており、2日掛ければどう転んでもどうにかなるだろう。
 先ずは装着前後の車高の変化を確かめるために、自分なりのポイントで高さを記入。

 フロントをジャッキアップし、馬に載せタイヤ・ホイールを外し、ショックのロアボルトとアッパーアームの取付けジョイントを外す。
 ストラットアッパーボルト3本を外し、アッシーを抜こうとするが、知恵の輪状態で抜けない。
 「どうやって抜いたのか忘れた。」
 試行錯誤の末、ウィッシュボーンのアッパー・ロアともアームを下げてストラットのアッパーをフェンダーの外に出して、どうにか引き抜く事が出来た。
 右に続いて左も外す。
 左右を同時に進めていくのは、車高を同じにするために長さを測りながらするため。

リヤだけど、こんなに短くて付くの?もしかしてお腹をするんじゃない。と不安

 外した、RS-Rダウンサス+KYBニューSRとシュピーゲル・プロスペックネオを並べてみると、「ホントにこれを組んだら腹が着いて亀の子になるんじゃねえか」と思えるほど短い。
 スプリングロアシートをスプリングのプリロードが掛からない長さ(ゼロタッチと呼ぶらしい。)で固定する。
 この状態でスプリングを回すと、若干こすりながらそれは回る。

とりあえずフロントは大丈夫そう。

 ロアのケースは6月18日(土)の福島市で行われる「みちのく・越後合同ABCミーティング」で見た目重視のスタイリングにするために、限界まで下げるつもりだ。
 ロアケースを底付きするまで回し、ロックしないでサスに入れる。

かっちょいい。

 アッパーボルトをひとつ留め、落ちないようにしてアッパーアーム側を入れ、正規の位置に収め、ボルトの向きにロアケースを合わせる。
 ショックのロアボルトを留め、ストラットアッパ−ボルト3本も留める。

何で、おむすび形で隙間が開いてるの?

 ロアケースをロックし、スプリングのロックも確認。
 外したボルトも再度確認。

激シブッ!

 タイヤ・ホイールを取付け、馬から降ろしジャッキダウン。

リヤも取付け。

 次にリヤ。
 ジャッキアップし、タイヤ・ホイールを外し、馬に載せる。
 フロントとほとんど同じだが、スタビがショックにつながっているので、それを外す作業だけ多くなる。
 スタビリンクの内側に12mmスパナを差し込んで14mmメガネで外す。

同じく、かっちょいい。

 トランク内張りを外し、アッパーとロアを外すとアッシーで外れる。
 ロアケースをフロントと同じく目一杯締め込んで組み込む。
 アッパ−ロアのボルトを締め込み、ロアケースをロックし、スプリングのロックも確認。
 スタビを取付けて、タイヤ・ホイールを履き、馬から降ろしジャッキダウン。

   どのくらい低くなったんだろうか。
 各ポイントの前の状態との差は以下の通り。

フェンダー内のサビとのギャップが泣かせる。(T_T)

 フロントのリップが滅茶苦茶下がりラッセル車のよう。
 フロントタイヤはかなり被り、インナーフェンダーとの間は指1本分。
 リヤタイヤもほとんど被っていると言っても良いほどだ。
 それに従い、前以上に前後ともキャンバーが付いている。

 工具類を片付け、テスト走行に出掛ける。
 ショックの調整は一番軟らかくしておき、ショックのならしとして100kmくらいはやっといた方が良いだろう。
 街乗りでゆっくりと走らせるが、路面の凹凸やつなぎ目が敏感にシートに伝わる。
 フロントタイヤが段差を越すと「ギィ」と言うような異音がする。

ロアアームに当たった痕があるし。

 着いた先はいつものモリケンさん家。
 排気音に気付いたのかチャイムを鳴らす前に姿を現すモリケン氏。
 ひと目見て「ひっくぅー」
 測ってみたらモリケン号より、フロントタイヤでフェンダーまで20mm、リヤで同30mmは低いようだ。
 今日は見せに来ただけで、すぐ帰る。

 それにしても硬ぇ〜。
 一番軟らかくしているはずなのに、すごい乗り心地だ。
 帰宅して車庫に入ろうといたら、いきなりガリガリ。
 リップが段差に当たってる。
 しかもほとんど板っ端の輪止めにさえぶつかって正規の車を止める位置に入れなかった。
 明日はフロント・リヤとも2p上げる事を誓った黒ボンであった。

バンパー・テール無し。

 6月10日(金)
 フロントから作業を始める。
 馬に載せてロアボルトを外し、アッパーアームの取付けジョイントを外したらショックのロアケースを回す事が出来た。
 先ずスプリングから音が出ているようなので、少しプリロードを掛けてスプリングを動かさないようにしちまおう。
 スプリング上下で180mmを177mmまで縮めロック。
 ロックと外したボルトを確認し、タイヤ・ホイールを付け、馬から降ろす。

 「あらー。思ってたより前ばっか上がっちゃったー。」
 リヤを上げてないから思ってたより上がってしまいました。
 リヤもこれから上げても良いけど、この状態で少し乗ってみるのも今後のセッティングのためになるかも。

   気が変わって、少しこのまま乗る気になっちゃった。
 おしまい。


バンパーのネットを外して見ました。この方が車高調が良く見えるでしょ。って、あんま見えてないし。

 6月17日(金)
 お山を走ると、やっぱりリヤから音がする。
 純正リヤスタビを加工して、手前に穴を開け、そこに留めてるせいで、ロアアームとのクリアランスがほんの少ししかないんだ。
 こうなったら純正位置に戻して、少しでも開けとく事にしよう。
 てな事で、純正位置に戻しました。

 ついでにお尻も一度外して、お掃除。

車高の変化
黒ボン号RS-R+KYB時車高調
驚異の限界落としフロント20mm上げ
Front rip RIGHT 9.3 6.3 10.5
CENTER 8.0 4.7 9.5
LEFT 9.4 7.710.3
Rear banper RIGHT 21.018.0 18.3
けん引fuck 12.5 9.0 9.2
LEFT 21.0 18.518.1


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