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「 通称 『 国際カントリー 』 」
千葉県内の幹線道路から○×ダムへ少し入った所。

 それはまだ昭和から平成になったばかりの頃。

 「白黒パンダトレノが後ろに付いたら、即刻前に行かせろ!」

 近年はやりの某マンガのような話がまことしやかに囁かれていた山は、10数年の時を刻んでこんな様子になっていた。。

右がダムの建物。初期にはここが溜まり場であった。

 ここは千葉県某所。

 幹線道路から一歩脇道に逸れると、この辺では珍しい大きなダムがある。
 当時はたった一つの街灯に灯かりを求め、ここに集った走り屋たちが「足はどうで、あのコーナーはこう言ったラインで・・・。」などと熱く語り合ったものだった。

後期はここに数十台が集まり、朝までエンドレスに走り回っていた。

 しばらくするとそこへの立ち入りも規制され、街灯も無い真っ暗な駐車場に多くの走り屋が、地元はもとより、近県からもその噂を聞きつけ五・六十台もが集まり夜明けまで走り回った。

ダムの向こうのショッピングモール。当時ここにこんな物が出来るとは予想もつかなんだ。

 今やダムの向こうには大きな観覧車がそびえる一大ショッピングモールが建っている。

千葉国○カントリー入り口。

 駐車場を右に出ると少し坂を登り、ゴルフ場入口に突き当たる。

うちらはここは攻めず。

 この交差点を左に折れるとぐっと道は下がり再び登りとなる。

スターと地点から見る。見た目より傾斜がきつく、1個目の左コーナーへの飛び込みはバクバクもん。

 登り切った地点がこのコース最高地点であり、スタート地点でもある。
 この頂上で一旦止まった車が、ホイルスピンさせ下りだとは言えギヤを1速から2・3へぶち込みアクセル全開!
 左

写真で見ると距離ありそうですが。KPでさえ♪キンコン♪鳴ってましたから。あっという間。

 右

ここの右側にくぼみがあって、それをどう使うかが速さへの分かれ道?

 左と連続するコーナーをすり抜け、

これでもかなりの下りなんです。

 左にぐっと回り込み、

当時、砂がもっとたくさん出てて、コースを外れると冷や冷やもんでした。

その先はコース上で一番低い地点である右にカーブする砂のコーナーだ。

下りでガンガンにあおってても、この上りで86に離されるのが悔しくて。

 ここから先は上りとなる。

ここも結構回り込んでいてアンダーを消すのに苦労しました。

 短いストレートを駆け上がると左ヘアピン。
 しかし今やそこにも5cmくらいのロ−リング阻止舗装が施されている。
 これをドコドコと越えながら進むしか無いが、ノーマルのステップワゴンであってもスピードを出して越したら車に宜しくないのは明らかだ。

こんな短いストレートでもパワーの差は歴然。

 ヘアピン後のストレートを進み、

3速の右カーブ。

 緩い右コーナー。

ここも結構上りなんです。。

 さらに同じくらいのRの左コーナー。

ちょうど正面辺りから水が流れてて、冬は凍結していました。

 ここの右側にスクラップ屋があり、排水が一筋いつも流れており、寒い時期にはたまにそれが凍り付きスリリングなコーナリングを楽しめたものだった。

こっから平ら。

 ところがその先にあったはずの道がスクラップ屋の物が置かれており脇を通るしかなくなっている。

当時より、木が伸びて暗くなっています。

 直ぐ横を抜け、上りから平らになって養鶏場?の

正面右側にフェンスがあるんですよ。

 フェンスつたいに進むといきなりきつい右コーナー。
 ここは手前の上りから平地になったのに惑わされ、スピードを正確に制御できなくなり、右のフェンスに突っ込む者が多く、直しても直してもすぐに網はぐちゃぐちゃとなり、地引網に捕らわれる魚のごとく我々は 「地引網コーナー」 と呼んどりました。(爆)
 これを過ぎるとゴールとなり、この先の一時停止に止り、左折した道を進むと長柄ダムを右に見、その先に国際カントリー入口となる周回コースであった。

いきなり道がなくなっちゃいました。

 しかしこの地引網コーナーのあと道が突然狭くなり、昔のコースと明らかに違う。
 変な所に出てしまいました。
 地引網の後は道も潰され樹木も生い茂り、どこがコースだったかも分かりません。

当時と違う方向に進んでいるし。

 つぶされた後、必要の無い道路は自然に戻されたのか。

ここでハザード出して止まるって事は、後ろの車に負けたのを認めたって事。今思えば面白いコースだったねぇ。

 当時は、ゴール後、左折した後、自分が後の車につつかれっ放しだと思うと、ハザードを出し後ろの車を先に行かせるのが暗黙のルールとなっていた。  つまり数台が連なって走っていたとしても、周回を重ねる毎に速い車が先に移り、最終的には速い順に並ぶのである。

 あの一世を風靡し、今やレーシングドライバーとなった某氏もここでのガチンコバトルに魅せられたこのコースも、10数年も経てばこんなもんです。

 全国のみなさん。今走れるコースは大事にしなさいよ!




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