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5月20日(金)
100円ドアミラーも付けてから2年くらい経ったせいか、シャフトやボルトの部分からのサビが目立つようになって来た。
しかも取付けに使うのは、元々のドアミラー取付穴の片方だけで、使っていないもう片方と中央の穴はカッティングシートで隠しているだけである。
そこで5mm厚くらいのアルミ平板をベースにして取付穴2ッでベースを固定し、中央の穴に合わせてミラーのシャフトを固定しようと考えたのである。
すでにベースになるアルミ平板はスーパーホームセンタームサシで4/20に購入してある。
またベースを留めるためのボルト穴の距離なんかは、純正ミラーにはさむプラスチックから型取りしてある。
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取付に先立ち、サビの出たドアの取付穴の山を修正しようとタップを掛ける。
赤くサビの出た穴にタップを入れ、回し込んで行くと、いきなり硬くなって来た。
「やっぱサビたせいで山も崩れとるんだわ。」と思い、グイグイ締め込んで行くと、いきなり「バキッ」とタップが折れてしまった。
「またもやってもうたぁ。」
タービンに続く第2弾!
ドアの内側にパイプがあって、それに当たってるのに気付かず力づくでタップを掛けたため割れたらしい。
駄目もとでマイナスドライバーを当てて、ハンマーでぶち叩く。
どうにか割れて、タップはドアの内側に落ちていった。
(あとで取り出しとかんと)
ホームセンターでM6×1.0のタップを購入し、修正掛けたけど、タップ掛ける時は気を付けなくちゃあならんね。(俺だけかぁ?)
気を取り直して、加工時に表面を傷付けないようにアルミ平板にマスキングテープを張り、型を写しサンダーで切ります。
角も大まかにサンダーで落とし、金ヤスリで丸く削ります。
大体良くなったら、ドリルの先にフラップペーパーを付け整えます。
次に取付穴を6.5mmで開け、最後にシャフト穴です。
ここはタップを掛けるので5.5mmで開けタップ掛け。
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しかしシャフトがサビて細り、まともに山が残っていません。
そこで、その山より手前の無加工のシャフト部分にサンダーを掛けて径を細くし、今までの山の部分にはバイスを掛けられるよう並行に削り、そこに挟んで回り止めとしダイスを掛けました。
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そしてベースに組んでみて、ナット+5mmくらいでシャフトを切断。
それぞれを組んでみて、ドアに付けてみます。
ボルトはちょうど六角穴ボルトの長さの合うのが4本あって、それを使用。
なかなか良い感じです。
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5月25日(水)
サビ対策をかねて、シャフトにペンキを塗り、ベースはつや消し黒にスプレー、シャフトのキワにはコーキングでサビ止めします。
ついでにベース下に入れるガスケットを製作。
ゴム生地に型を写し、穴は彫刻刀で切り、外はハサミで切ります。
これを下にはさみ取り付け。
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これでドアミラー、完全なる完成です。
見た目はその辺のレーシングミラーばり。
だがミラーが100円の割りに、アルミベースやボルトの方が高価と言う笑える品物。
傑作です。(笑)
ps.最近100円ショップへ行ってみたら、このミラーが150円に値上げされてました。ちょっと価値が上がったかな?
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