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6月15日(金)
11日(月)の2速吹け切りログ取りで発生した異音は、いったい何が原因なんだ?
いつまで経っても消えないから、ラッシュアジャスターに空気を噛み込んでの音でも無さそうだ。
それよりもっと甚大な被害がエンジンに及んでいるのか?
先ず、エンジンの止まった状態で、上から目視してみる。
「分からんなぁ。」
やっぱり潜って下から見ないと。
木製スロープでフロントを上げ、ジャッキアップし、馬に掛ける。
下から見上げても、アンダーカバーを外さんと、何も見えん。
取り敢えず、エンジン掛けてみっか。
やはり、ガラガラ音がする。
貫通ドライバーを耳に当て、カムカバー、INマニ辺りに当て聞いてみるが、よー分からん。
ふと回っているベルトに目をやると、オルタネーターベルトが何だか震えているように思える。
回し過ぎたんで、ベルトの張りが緩んだのかな。
エンジンを止めてみると、やはりベルトが緩い。
上側のアジャスティングボルトを緩めて、ジャッキの丸レバーをエンジンブロックに当て、てこの原理でベルトを張ろうとしたら、オルタネーター本体がぐらつく。
「何かおかしいぞ。」
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上からじゃあこれ以上の事は分からんので、エンジンアンダーカバーを外す。
するとカバーの上に引きちぎられたボルトが1本。
オルタネーターをステーに留めている、フロント側から入るボルト穴が、空いている。
ここのステーはフロント側とインテーク側に各1本のM12ボルトで留まっているが、これを外す。
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すると、先程のボルトの先端が中に入ったままのステーが、現われた。
エンジンを組んだ際、取付けに使ったボルトが、何らかの原因でひびの入った物を使ってしまったんだろうか。
このボルトが中に鎮座したままのステーでは、取付けは無理だ。
裏小屋に放っぽられているスペアエンジンから、同じ部分のステーを取って来る。
すると、このボルトの折れた原因とおぼしき物を見つけた。
何と、エンジンブロックにこのステーを留めるボルトが、2本とも極端に短いのだ。
両ボルトとも、5mmくらいしか掛かってなかったかもしれない。
2年間の強度不足から、金属疲労が溜まり、ついには破断に至ったってのが真実だろう。
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ここの2本のボルトはスペアエンジンのがあるが、問題は折れたボルトの代わり。
スペアエンジンに付いていなく、持ってるボルトの中から探し出す。
なるべく長目の物を見付け出し、付けといた。
これで多分このエンジンが尽きるまで、このステーは大丈夫だろう。
エンジンを掛けてみると、また静かな
(排気音を除けば。笑)
エンジン音に戻った。
めでたし。メデタシ。
メタルとか逝ったんじゃあなくて、良かったぁ。
次こそ、バンバン回して、セッティングするぞ!
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