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7月13日(金)
いったいどこからクーラントは漏れてるんだ?
エンジンを掛けると、フレームからポタポタと下に漏れ出す。
考えただけでも、左からと言う事は、
@ 昨年のエンジンブロックプラグの取付不良。
A デジタル水温計センサーのT字ブロックが腐食して、穴が開いた。
B INマニ下の水配管の劣化による破れ。
等と、怪しいポイントてんこ盛り。(笑)
どこから見て行けば良いのだろうか?
先ず、ジャッキアップして馬に載せ、下に潜って見るが、クーラントがポタポタと落ちて来て、顔から肩までびしゃびしゃに濡れても、全く特定出来ない。
どっちにしても、この辺から見つけ出すには、ストラットタワーバー外し。
楽な所からと考えて、先日交換したばっかりのオルタネータを外す事にした。
その前に、バッテリー端子を外しておく。
ラジエターアッパーホース、タービンへのアウトレット・インレットホース、バイパスホース等を外したら、外した所からドバーっと流れ出る。
オルタネータの方は、先日したばっかりなんで、外すのもちょちょいのちょい。
しかし、配線2本とボルト2本は外れたは良いが、取り出す隙間が無く、本体は取り出せない。
オルタネータステーを外せば出るものかと思い、それも外すが駄目。
それでもここの空間が少し開いたので、手鏡を使って見てみる。
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見た感じだと、プラグ周りだけ水が付いてるようで怪しいのだが、ここだと断定できるかと言われると、違う可能性も否定出来ない。
直にその部分を見れるように、セルモーターを外す事にする。
配線2本を外し、下側のボルトは比較的簡単に外れたが、上側のボルトにどうしてもラチェットが掛からない。
思考錯誤の上、センタートンネルアンダーカバーを外し、ミッション上部にエクステンションを伸ばして、やっとそれが外れた。
セルモ−ターもやはり隙間が無くて取り出せず、オルタネータの横に置いておく。
水が抜け切っており、漏れ箇所の確認が出来ないので、ラジエターキャップにじょうろで水を注ぎ入れる。
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外したホース類からも水が出るが、もう一箇所フロントメンバーの辺りから下に水が垂れている。
フロント側から見ても直には見えず、手鏡をINマニ下に入れて見てみる。
すると、やはり予想通りエンジンブロックプラグから一筋の水が飛び出している。
ここに間違いない。
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これを交換するには、昨年に引き続きの二年連続INマニ外しが決定。
スロットルワイヤー、ストラットタワーのカプラー2ッを外してインジェクターやリヤ周りのカプラーを抜いて、配線を抜き取る。
INマニに繋がるバキュームホース類やブローバイホースを外す。
フューエルリターンホースを抜き、フューエルホースも抜き、素早くリターンホースに差し込んでおき、ガソリンの流出を防ぐ。
INマニ下の水配管を3本外す。
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INマニを留めているM10ナット9本を外すと、あっさりとINマニは外れた。
さすが二年連続ともなると慣れたもんだが、困ったもんだ。
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これで水を入れれば、本当に直に漏れてる箇所が見える。
じょうろで水を注ぎ入れると、エンジンブロックプラグのピンホールのような穴から、水が一筋に飛び出る。
何で1年足らずで穴なんか開くんだ?
エンジンブロック内の水はかなりサビっぽいけど、いくら何でもこんなスパンで交換せねばならなくなるとは、製品の製造工程に問題があるんじゃないの?
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ついでに、ずっと表示のおかしかった温度センサーモジュールのセンサー部分の交換。
これで、−49度を指してた温度センサーが本来の24度を示してくれるようになった。
夕方になったし、今日の所は部品共販から買っておくパーツを拾って、リストを作って注文に行こう。
エンジン載せ替えの時に交換しなかったラジエターホース類を中心に、冷却水周りをほぼ全て注文。
それと怪しくなって来ているクラッチの関係でレリーズベアリングも入れといた。
全部揃うのは水曜日あたりになるだろうと言う話。
Net通販で強化クラッチ+カバー TAKE OFF伝達くんMETALを注文。
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7月16日(月)
何と、午前10時13分に新潟県中越沖を震源とする地震が、新潟県を襲った。