チューニング日記 2007/05/22

  アルミ板を曲げて箱状の物を製作。

 5月22日(火)
 急に休みになったこの日。
 明日は正規の休みだし、この二日間でA/F計を動かす事が出来るのか?

 気分的にはかなり面倒そうな(実際すでに辟易としている。)気がして、盛り上がらないが、1歩づつ進めて行かない事には、A/F計動かしてデータを取り、e-manageの燃調を合わせてブーストリミッターを解除し、直線番長となってパワーアップ&タイムアップを目論む事も出来ないのだ。

 そのためには、今日のメニューを。
  @ キャリブレーションスイッチ+モニターLED+純正O2センサーorO2シュミレーションスイッチをBOXに入れて、HYPER-Rの穴に埋め込む。
  A LC-1とXD-16の接続。

 先ずは1のため、作業を始める。
 HYPER-Rの穴が長方形なので、それと同じ形状の箱を作って既存のステーを使って固定しようと考えた。
 HYPER-Rの寸法を測り、硬紙に写し、折り曲げる。
 しかし、実際カプチでその穴に入れてみると、若干大きく作られてしまい余りがある。
 そこで実測よりも縦横とも2mmくらい小さめにしてアルミ板に書き、切って曲げた。

穴に入れてみると「ちゃっちぃー。」

 それを穴に合わせてみると、まあまあの出来だ。
 サイドに穴を開け、ステーを留めてみる。
 スイッチ類を付けるパネルを切り出しはめる。
 「何か、思い描いていたのより、ちゃっちぃー。」
 考えをリセットし、もう一度考え直し。

こっちの方が良いでしょ。

 穴が丸みの掛かった部分であるので、そこに隠すように渕を曲げて、その部分に弧を書くように切る。
 固定はここの部分にも溝があるので、そこに挟み込んだらどうか。
 硬紙で型は取らず、直にアルミ板で試作。
 周囲の形状を考え、大きめに切り出し現物加工し、完成。
 べろ部分のRを曲げ合わせると上手くすき間も無く出来上がった。
 次にスイッチ類取付のための穴開け。
 左手からの操作性を考慮し、一番左にキャリブレーション用のプッシュスイッチ。
 次にモニターLED。
 一番左にO2切換えスイッチの順。
 それぞれのサイズは、φ18mm、8×8mm正方形、19×13mm長方形。
 O2切換えスイッチは縦に入れると穴ギリギリそうなので、横向きに。
 ドリルで穴を開け、精密金ヤスリで少しづつ削っては、はめてみる。
 やっと収まるようになり完成。

それらしく出来ました。

 スイッチ類をはめ込んだまま穴に合わせてみると、良い感じだ。
 だがこのままじゃあアルミ表面に塗られているピンクが変。
 やっぱこう言った物は、車に付けるのならカーボン柄が様になるに決まっている。
 でも家にそれが無いんだ。
 ちょうど昼前だし、近くのスーパーオートバックスへ行き、カーボン柄シートを購入。

スペアタイヤハウスに収納。配線のつぶれはゴム板で防ぐ。

 カーボンシートを張る前に、LC-1センサーインターフェースコネクター部分の固定。
 この部分は、現在、スペアタイヤハウス内に放置されているが、走っている時に動くのか音がするのだ。
 それで既存のボルト穴を利用し固定しようと考えた。
 スペアタイヤを固定する中央にある出っ張りには2つのボルト穴が有り、そのうちのひとつは当然スペアタイヤが留まっているのだが、もうひとつの方は使われていない。
 なのでそこからステーを伸ばしてコネクターを保持するのだ。
 アルミ板を切って現物合わせ。
 ステーとの固定はタイラップを左右に巻く。
 ちょっとアルミ板が薄いようだが、必要充分でしょう。

カーボンシート張っただけで、凄いでき。

 昼飯を食べてからスイッチパネルに貼る。
 しわや空気が入らないように、ドライヤーを当てながら真ん中から端に張り進める。
 パネルの渕は余らせておいて、ドライヤーで伸ばしながら折りやすいよう切れ目を入れながら、裏に貼り付ける。
 四角の穴は対角線に切れ目を入れ、折り曲げる。
 円は六角に切れ目を入れ、引っ張りながら裏に張り付ける。
 出来たスイッチパネルにスイッチ類を付け、穴に合わせてみる。
 「完璧だ。」

ヒューズホルダーはこれ。

 次にこのスイッチパネルの配線。
 モニターLEDのアソードとプッシュスイッチの片側に繋ぎ、カソードともう一方を繋ぐ。
 全ての配線に熱収縮チューブを被せ、裸になってるのはスイッチのターミナル端子のみにして置く。
 O2センサー切換えスイッチは全く手O2を付けずにおく。
 アソード側はフロアトンネル後端までの長さの線をハンダで繋ぐ。
 アソード側はセンターコンソール下のネジに届くくらいにしておく。

 続いて2の配線だ。

 LC-1とXD-1のマニュアルを総合すると、以下のようになる。
 【 LC-1 】
    赤――――――→2Aヒューズ――――――→電源12v
    青――――――→ボディアース
    白――――――→ボディアース
    黄――――――→純正O2センサーシュミレート
    茶――――――→eマネA/Fハーネス(+)
    緑――――――→eマネA/Fハーネス(−)
    黒―――――┬→キャリブレーション用プッシュスイッチ┬→アース
             └→LEDモニター ――――――――――┘
    シリアルイン―→ターミネータプラグ(2.5mm終端プラグ)
    シリアルアウト→ミニプラグケーブル―――→XD-1シリアルイン{*1}
 【 XD-1 】
    シリアルイン―→ミニプラグケーブル→LC-1シリアルアウト  {*2}
    シリアルアウト→なし
    赤――――――→2Aヒューズ――――――→電源12v
    黒――――――→ボディアース

    {*1}と{*2}は同じ配線の事。

 電機をいじる時の第1歩はバッテリーの+端子外し。
 これを怠ると、とんでもない目に会っちゃうから。
 実際、ヒュージブルリンク飛ばしてるし・・・。(笑)

ほとんど繋ぎ終えて、残るは黄・茶・緑。

 それで、LC-1、XD-1とも
 「電源はアクセサリー電源を使用してください。メインキーオン電源では、セルスタート時の異常電圧により故障する可能性があります。」
 と記されている。
 素直な俺はACCの代表選手「シガーライター」に繋いでみた。
 これの純正の配線はギボシで繋がっており、そこにさらにギボシを三叉に繋いで分岐した。
 その先にヒューズホルダーを入れ、それぞれに届くような赤線をハンダ付けする。
 LC-1の青と白と、XD-1の黒はアースとして同じように黒線をハンダ付け。
 LC-1シリアルアウトにピンケーブルを繋ぎ、その先をXD-1のシリアルインに繋ぐ。
 LC-1のシリアルインにはターミネータプラグ(2.5mm終端プラグ)を差して置く。

 残った未接続のLC-1の黄・茶・緑の配線は、裸のままだとショートの危険性が高いので、ビニールテープで絶縁しておく。

接続不良。

 と言う事は、A/F計のみなら動かせるまで配線が済んだって事?
 その通りだ。
 ドキドキしながら、バッテリーの+を繋ぎ、初めて動かしてみる。
 O2センサーは繋がず、キーをACCに回すと、XD-1は「−−−」の表示???
 「やっと動いたと思ったら、すでにぼっこれてんの?」
 嫌な予感が頭をよぎる。
 しかし、XD-1のマニュアルを読むと「接続不良」らしい。

抜けてんじゃん。

 ミニプラグケーブルをたどると、センタートンネルのカーペット下でピンジャックが抜けているのを確認。
 キーを一度OFFにして電源を切ってからピンジャックを差し込む。

 電源が切れてない状態でプラグの抜き・差し込み時にショートを起こし、致命的な故障をする可能性があるそうです。【要注意】

 再びACCに回して10秒置き、OFFにする。
 OFFにして10秒置き、センサーを排気管に付けずに大気中に置いたまま繋いでキーONして約2分間放置。
 これで次にキャリブレーションを行う。
 キャリブレーションスイッチを1秒以上押す。
 XD-1に「CAL」の表示。

O2

 やがて表示は「O2」と「20.7」が交互に現われる。
 またOFFにして、O2センサーを排気管に付ける。
 これからが、本格的な開始。
 ACCにしてウォームアップ。
 「H75」辺りで止まってしまい焦る。

20.9

 と、しばらくして「O2」と「20.7」が交互に現われる。
 緊張の面持ちでIGN ON。
 「E2」→「H60」と目まぐるしい表示。
 「H75」辺りまで上がると再びそこで止まってしまう。
 しばらくして「11.0」くらいの表示。
 アイドルアップが落ち着くと「14.8」くらい。
 「どうにかやっと目を覚ましたようだ。」

 だが、このA/F計、黒ボン号の始動とエンジン停止時に儀式を増やしてくれた。
 いつも通りキーを回して、ハッと気付いて停止。
 ACCにしてウォームアップを待つ。
 そして停止時にはターボタイマーが効いて回ってしまい、これまたハッと気付いてターボタイマーを切り、自分の心の中でタイマーを掛ける。
 よく考えれば、これもACCから電源を取ったせい。
 再考の余地ありですな。

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