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昨日の水・油温計LEDスポット照明で気を良くした黒ボンは、1月25日(水)、フロントスモールLEDランプの「バージョン2」を作るため立ち上がった。
ランプユニットは先日百均で買っておいた「つまようじ&調味料入れ」。【以下「ようじ入れ」】
先ず、これをウィンカー横のスペースに押し込まないといけない。
車のそこにようじ入れを当てがってみると、それの径の方が大きく、奥にスペースはあるのだが半分ほどバンパーから飛び出てしまう。
横は充分に広いのだが上下に狭く、手前はそのまま入るが、奥に行くに従って狭くなっているようだ。
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どんな形で狭まっているのか確認するために、油粘土で形を取って見る事にする。
ところがこの季節なので、余りに冷たくて、手でこねたくらいじゃ粘土が柔らかくならない。
そこで粘土をビニール袋に入れ、バケツに温水を入れた中に突っ込んだ。
どうにかこねられるくらいになった粘土を、ウィンカー横に押し込むと上手く形は取れた。
その形とようじ入れを比べてみると、一番奥まで入るように上下を削っていくと、容器に穴が開いてしまうが、先端をウィンカーより少し奥にするくらいなら大丈夫そうだ。
プラスチックの容器だし、金ヤスリでのんびりも良いのだが、あんまり時間ばっか掛けるのもアホらしい。
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なので削って粉も散るので、裏小屋でオービタルサンダーに#100 のペーパーを付けて削った。
しかし、電動工具でやっても結構時間が掛かる。
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2ッを同じ位置まで収めるのに、小1時間掛かっちゃった。
手作業だったらと思うと・・・。
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次にはようじ入れのフタ
(スモールランプとしてはレンズと言うよりは前面のカバーと言った方が良いか。)
を固定できるようにする。
これには調味料入れ用にフタの中に半透明で出る量を制限する穴の開いた中ブタがひとセットにひとつ入っているのだが、ふたセット
(透明とスモーク)
を買ってあるので、両方の中ブタを使ってフタが取れないようにする。
本来は立てたまま被せるだけのフタなので、中ブタが付いても乗せるだけで奥まで被るのだが、横向きでしかも防水が重要となるので、ガッチリと止まってもらいたい。
中ブタを使わず平ゴムをはさんでフタを付けるのも考えたが、そうなると見た目が悪い。
そこで中ブタを利用して固定しよう。
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こう言うのにピッタリなのがホットボンド。
本来の中ブタをはめる溝にホットボンドを少量づつぐるっと一周着ける。
そこへ中ブタをはめ、その上にフタをはめれば簡単には取れないけど、両手で回せば外れる。
しかもこの中ブタはポリエチレン樹脂なので弾力もあり、防水にも役立つ。
中ブタの上面は必要ないので、断面がL字となるようにようじ入れの内径に合わせてカッターで切る。
次に配線を通す穴開け。
底に穴を開けて通すのだが、開けっ放しじゃ防水できない。
ミラリードのスポットランプに付いてたゴム部品を使う事にしよう。
ゴムの寸法を測ってみると、10mmの穴でその部分の厚さは2mm。
底のやや上側にドリルで小さい穴から段々と刃を替え9.5mmまで開けた。
ゴムをはめ込んでみるが、厚さがあり付けられない。
カッターで穴の周囲を削り、テーパー状にする。
今度は上手く収まりました。
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次に内部を作る事にしよう。
考えていたのが、LEDを付ける面をどう固定するかと言う方法だ。
ようじ入れ内面に筒を入れ、内径ぎりぎりのLED取付け板を作って筒に押し当てる事で固定できるんじゃなかろうか。
それで緩かったら、ホットボンドを少し付ければ良いだろう。
筒の寸法を取るために紙で筒を作り、ようじ入れに入れてみて、ちょうどの大きさを測り発泡塩ビ板からハサミで切り出す。
次にLED取付け板。
内径をノギスで測り、コンパスで発泡塩ビ板に書き込み、ハサミで切る。
しかし、やや円が小さくて筒の中に落ちてしまった。
もうちょっと大きめの円を書いて切り出したら上手くいった。
このままじゃあ横から見て白いし格好良くない。
それなら筒を黒くしようって事で、黒カッティングシ−トを張ってみる。
まあまあかな。
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LED取付け板もこのままじゃあ・・・。
ダイヤカットの透明塩ビ板を買ってあるんだ。
下に銀のカッティングシートを張って、その前面にそれを重ねよう。
さっきのやや小さめの円をなぞって、ダイヤカット塩ビ板に写し、金鋸で四角く切り出し、金ヤスリで丸く削ります。
マジックの線が残るくらいからはめ込んでみてちょうどの大きさになった。
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ここで1日目は終わり。
この続きは、次の明け番の日に。
あとはLEDの取付けだけだな。
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