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昨晩(6/29)発覚した冷却水もれ。
ラジエターホース途中にかませるとサーモスタットが開くまで上がらず、開くと一気に水温が上昇するのが嫌で、水温センサーをヒーターユニットからエンジンブロックへ戻って来るホースの途中に、T字チーズを入れて取っていたのだが、以前じむにーのさんから白鋼管だと冷却水に侵されて穴が開き、水もれするんだと忠告されていたのを思い出した。
しかも漏れてるらしい所は、INマニ下のセルモーター辺りから垂れてるって事は、どう見てもそれが怪しい。
ジャッキアップして下に潜って見ても、セルモーターが邪魔して肝心な部分が見えない。
こうなったら先ず、セルを外そう。
下から手を入れて、セルを留めている上下のボルトを回そうとするが、下は比較的近くて手探りでも外れたが、上のが難しい。
フロアセンターカバーも外して、やっとの思いでセルが外れた。
今度は上から配線を外すため、周りにあるチャコールキャニスターを外してから配線を外す。
セル自体は下に抜けた。
やっと直視できた。
だが怪しい部分からのにじみは見られない。
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こうなったら、この辺を丸裸にするためにINマニを外すしか手は無い。
インタークーラーパイプを外し、配線をセンサーやインジェクターのソケット全てを抜き、束ごと外す。
この時ダイナモの配線が他の所に触れて「バチッ」と火花が散る。
バッテリーの配線を外し忘れてた。
後ろ側の茶色のコネクターが、自身の右人差し指に傷があって力が入らず、どうしても外れなくて、INマニを外してから抜く事にする。
その前に燃料パイプ内の圧を抜くため、給油孔を開けて置く。
昼食後、エンジンルーム側のフューエルパイプを抜いても、圧はほとんど掛かっていなかった。
茶色コネクターも抜け、INマニが一体で外れる。
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さて、冷却水の漏れている所はどこだ?
一番怪しいとされていたT字チーズには腐食らしい部分は見当たらない。
その時エンジンブロックに不審な点が・・・。
ブロック横の左右にひとつずつあるプラグの所だけ、水が残っている。
凹字の窪みに残っていた水を指で拭き取ってみると、すぐにじんわりと水が溜まってくる。
多分このプラグに永年の腐食でサビて穴が開き、圧が掛かると噴出してきたのだろう。
平成4年式のエンジンで14年目とは言え実働距離は4万kmなのだが、中古で買ってから確か2年くらいは放りっ放しで、オーバーホールの時ウォーターライン内もサビたヘドロがたっぷり出て来たので、その頃に侵食が進んだのだろう。
こんな事なら、オーバーホール時にプラグ交換しとけば良かった、と後悔。
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プラグを交換するとなると、周りの外せる物を外して、空間を確保しとかなければ。
エンジンブロックウォーターインレットパイプを外す。
プラグの外し方なんて聞いた事が無いので、部品を注文するついでに、スズキ部品共販でやり方も聞いてみる。
どうもはっきりした話しではないが、プラグに穴を開け、マイナスドライバーを差し込んでこじって抜くらしい。
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家に戻り、早速チャレンジ開始。
コードレスインパクトドライバーがギリギリ入るスペースがあったので、ドリル刃を付けてひとつ穴を開ける。
先曲がりラジオペンチなら、片方だけ先が入るのでこじってみるがビクともしない。
もっと大きな穴を開けるか。
太い刃はスペースの関係で入らないので、小さなドリルで2っの穴を開け、マイナスドライバーで叩いて、2っを繋げる。
大きめなマイナスドライバーを突っ込んで押し倒してみるが、やはりビクともしない。
あきらめて、初日の作業を止めた。
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