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[4th]  TOYOTA AE86 GTV : TRENO

KP61も事故っちまったし、あれをフレーム修正して直したってAE86より速くなる訳が無い。
いくら4K改5Kでも国際の上りじゃあ後塵を浴びせ掛けられ続けたからなあ。
「ぜってー86買おう。!」
と思っても中古車屋に並ぶ86ってのは高嶺の花で車いじり貧乏の黒ボンには手が出ねえ値段が付いてやがる。

こう言う時こそトヨタのメカニックと知り合いだと営業の人に口利いてもらって売りたい人を探してもらえば良い訳だ。
お陰さまで仲介していただき、宮野木のトヨタカローラで白い86トレノGTVを手に入れる事が出来ました。
そしたら先ずは足回りとデフ。
サスはTBSのフロント6.0kg、リヤ4.5kgのスプリングにブリヂストン・ポテンザジムカーナのショックを購入して組みました。
デフは当然TRD6.7インチ4ピニ。
しかも前期に関わらずドライブシャフトを後期の太い方に交換してまたも"のぐっ"ちゃんThanks!
ある程度速いんだけどTVISが開くまでかったりぃーな。

いくら国際を走り込んでも考えてたのより遅い気がする。
この頃定番のメカチューンと言えば、HKS256度コンカムに輸出用ピストンでハイコンプ。
そこにキャブを付けるか否か・・・って所。
しかしそんなもんじゃ微々たるパワーしか上がらん割に高くつく。
手っ取り早くパワー上げるにゃ加給器しかなかろ。
それも山走るには低速からパワーを出したいし。
そうなるとスーパーチャージャーしかねえよ。
当時純正スーチャーは出たばっかで入手困難。
アフターメーカーとしてはHKSかブリッツだけ。

しかも新品は高くて手が出せない。
この頃、入り浸っていた「Luck千葉」で中古ブリッツの話が入り、即購入。
燃調はKPの時に使っていた18RGインジェクター+HKS Fコンを新品購入。
低回転からのモリモリとしたトルクに驚かされるが、たいして走らないうちにブロア同士が噛みあってしまい動かなくなる。

ギヤオイルを全く交換してなかったのが原因らしく、すぐやってみるが効果は上がらず。
このトラブルのために燃焼室内にブロアの削れたアルミ粉が入ってしまう。
ヘッドをはぐり、ヘッドのみオーバーホール。

そしてスーパーチャージャーを諦め、行く所まで行くつもりで、トラストTD05ターボキットを購入し、自分の手で取付ける。
ただし、オイルパンは自分ではぐり近所の「RS未来」でドレンパイプを溶接してもらった。
燃調はスーチャーの時のまま。
燃費はリッター3・4kmと、とてつもなく大食い。

それと引き換えにパワーは充分に上がったが、油温がさらに上を行き、オイルクーラー無しでは全開に出来やしない。
すぐに欲しくとも、タービンキットのローンで買えない状況が半年も続き、ギャラリーと言う悔しい思いをしていた。

やっと金も貯まり、取出し部分を「オオツカ」から買い、コアは解体屋からSA22Cを買ってきた。
あり余るパワーに満足し、何故かリヤタイヤには195/60−15をはいていたが、バシコや国際ではギヤ比が合わず苦戦する毎日が続く。
(今思えば何でこんなでっけータイヤはいてたんだろうか?笑)

茜浜ゼロヨンでマフラーのみFC3Sセブン前期と良い勝負だったので180馬力くらいは出ていたと思われる。

やがて、ある暑い夏の日。
バックミラーにもうもうと立ちのぼる白煙を見つける。
その煙は一向に消えず、諦めてまたも"のぐっ"ちゃんに頼み、ノーマル4AGに載せ替える。
やはりノーマルエンジンはぶん回せる。
国際、吾国山、バシコで気兼ねなく全開。
それでも非力さと言う呪縛からは抜け切れず、ちょうど86を欲しい人が出てきたため、次期愛車を探し始める。

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